中央競馬考察見習い

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高松宮記念

さあ待ちに待った春のG1シーズンの開幕です。1戦目となる今週末はスプリント戦、高松宮記念です。昨年は三連単の配当が400万を超えるという波乱の結果となりましたが、今年はどうなるのでしょうか。

 

その前に先週の予想の結果です。

阪神大賞典

◎ユーキャンスマイル1着

◯ムイトオブリガード4着

▲キセキ7着

△トーセンカンビーナ2着

△メイショウテンゲン3着

△ボスジラ8着

となり、馬連が的中しました。上位の馬はいずれも末脚を伸ばした馬であり、個人的には実力通りの結果となったのかなと感じています。ユーキャンスマイルは天皇賞・春を目標としている中でこのレースをしっかり勝てたのはいい材料となるでしょうし、トーセンカンビーナは初となる3000mで見事な成績を残せたことでこれからの長距離戦線も期待できそうです。メイショウテンゲンは長距離で本当に安定した成績を残し続けており、またダイヤモンドステークス2着から間隔が短い中でのこの成績はユーキャンスマイル、フィエールマンの次の世代の代表と成り得る格であることを表しているのではないでしょうか。

心配なのはキセキです。ルーラーシップの晩年のようにゲートが出られなくなってきてしまっています。血は争えないと言いますからしょうがないことでもあり復活は厳しいとの見方もありますが、また逃げ勝つキセキを見たいですね。

 

さて本題の高松宮記念(中京芝1200m)です。

起伏の激しい中京競馬場、左回りということもあってか波乱が起こることもままあるようです。血統的には京都競馬場の短距離で活躍するアドマイヤムーン産駒やストームキャット系などが活躍しています。また昨年の3着馬ショウナンアンセムは父ジャングルポケット母父クロフネと異色の血統で、ここからやはりタフさが求められることがわかります。

また枠はかなり内枠優勢で、昨年は2枠の二頭が1着、2着となっています。また今週末は雨の予報になっていますのでそれを考慮して上で予想しました。

 

私の本命は◎アウィルアウェイです。

昨年CBC賞で同コースを経験しており、その時は惨敗。しかし馬体重もそこから+20kgで、前走のシルクロードステークス勝ちからもわかるように本格化の兆しが見える。重馬場が得意なわけでは無いだろうが、稍重くらいまでならこなせるだろうし、いい枠に入ったのでダノンスマッシュ、タワーオブロンドンに対抗できるのはこの馬だろう。

 

対抗は◯ダノンスマッシュです。

前走オーシャンステークス組は好成績を残しており、父ロードカナロアはこのレースを勝っている。昨年は勝ち馬と0.3秒差の4着と惜しい結果に終わっており、父のように二回目でこのレースを制するということもあるかもしれない。乗り替わりとなるタワーオブロンドンよりは優勢と見た。

 

単穴は▲セイウンコウセイ。

昨年2着と好成績を残しており、父アドマイヤムーンもいい。シルクロードステークスで勝ち馬と0.2秒差の5着から叩いた二戦目。巻き返しは十分あるだろう。

 

連下には△グランアレグリア、△タワーオブロンドン、△モズアスコット、△ナックビーナスです。

△グランアレグリア

前走阪神カップは約半年ぶりとなる出走で、かつ初めての1400mながら圧勝。今回はさらに距離が短くなって未知な部分が大きいが、想像以上にタフなこのコースを上手くこなすことができるかは怪しい。何れにせよ人気ほどの期待はできないと考えられるので連下まで。

△タワーオブロンドン

前走オーシャンステークスは前哨戦とはいえ少し勝ち馬からは離されすぎた感は否めず、斤量が1kg軽くなるとはいえそこまで巻き返せるのだろうか。

△モズアスコット

芝からダートに移ったかと思えばまた芝。しかも1200mと全く読めない。間違いなく器用ではあると思うし、ダートで培ったパワーが生きる馬場になると予想されるのでなかなか悪くは無いのだが、如何せん軸に据えるのは怖いと思い連下。

△ナックビーナス

堅実に走る馬。一昨年に3着に入っており適性はあるだろう。しかし年齢と枠がマイナス材料となるので連下まで。