中央競馬考察見習い

主に競馬考察

新年、気持ち新たにして

約9ヶ月ぶりの更新となります。お久しぶりです。

年も変わり、今年は長らくほったらかしにしていたこのブログを動かしていこうという気になったので更新頑張っていきます。

 

まずは軽く去年の(個人的に印象に残った)レースの振り返りから。

インディチャンプのマイル春秋制覇や、まさかの結果となった有馬記念も当然強く記憶に残っているのですが、個人的には最も好きな現役馬であるクロノジェネシスが勝利した秋華賞が最も印象に残っています。

 

秋華賞

【馬券】三連単フォーメーション

1.5.8 ->1.5.8 ->1.5.8.15

【結果】5 -> 8 -> 14

 

桜花賞オークスと3着が続き、勝ちきれない印象がある馬でしたので、レースが始まるまで正直なところ勝てるとは思っていませんでした。

しかしいざスタートすると、道中5、6番手で進め、最後の直線になると手ごたえ抜群で馬場の中央からスッと伸びてくる。最後は2着馬レンブーケドールを引き離してゴール。

勝ったとわかった瞬間には目頭が熱くなってしまいました。

(余談ですが馬券の方は3着馬シゲルピンクダイヤをヒモに入れておらず三連単、三連複共に外しました笑)

結果的に見ればこのレースは前後3Fが、34.6-36.4とクロノジェネシスが苦手とする切れ味勝負ではなくスタミナ、末脚の持続力勝負になったため展開が向いたと言えるでしょう。実際エリザベス女王杯では37.6-34.6と切れ味勝負となったため、二番人気に推されながらも5着と人気に応えることができませんでした。同じ京都競馬場でもレース展開がここまで変わるのですから、やはり馬場状態や出走馬からレース展開を読むのはかなり重要だと改めて思い知らされました。

 

 

クロノジェネシスの次走は京都記念。全力で応援したいと思います。

 

ジャパンC

【馬券】三連複フォーメーション

5 - 1.2 - 1.2.4.8.10

三連単フォーメーション

2.5 -> 1.4.6.8.10.11.15 -> 2.5

【結果】5 -> 1 -> 2

 

去年のジャパンCは大混戦。2019年にG1を勝った馬はおらず、ここ最近では目立った活躍がなかったG1ウィナーたちが多く、さらに重馬場ということもありかなり難解なレースとなりました。海外からの参戦はなかったものの、外国人ジョッキーが7人ということもありG1にはあまり行かない私も府中まで足を運んでしまいました。

レースは道中平均ペースで進み、4コーナーまでは馬群に変化はなく、ダイワキャグニーが先頭のまま最後の直線へ。直線ではレンブーケドールが単独2番手に上がると、マーフィー騎手の好騎乗で荒れた馬場の内側から勝ち馬スワーヴリチャードが伸びてくる。手ごたえ十分のままゴール。最後は外からワグネリアンマカヒキユーキャンスマイルが伸びてくるも届かず。一番人気に推されたレイデオロは後方のままで見せ場なく終わった。やはり馬場状態が勝敗を分けたと言って良さそうです。

 

(個人的な)競馬七不思議であるところの「競馬場に行くと負ける」というジンクスがあるため、この日もあまり大きな期待は抱かずに予想していたのですが、結果はまさかの的中。実はこの日が人生ではじめて万馬券を的中した日になりました。

 

それにしても並み居る古馬の中で2着となったレンブーケドールは讃えられるべきものだと思いますし、現4歳牝馬はレベルが高いと考えてもいいのではないでしょうか(もちろん斤量の差はありますが)。あとやはりジャパンC牝馬は買いですね。

 

有馬記念

【馬券】三連単フォーメーション

9 <-> 5.6.10 ->1.4.5.6.7.10.14

【結果】6 ->10 ->7

 

言わずと知れた年末の大一番、有馬記念。普段は競馬場に足を運ばない人でも、この日だけは訪れるという方も多くいらっしゃるので、この日の中山競馬場は1レース目から重賞並みの盛り上がりでした。リスグラシューをはじめ、このレースで引退するという馬が多く、そんな馬に思い入れのある方達にとっては一生忘れられないレースになったのでしょう。自分ももしクロノジェネシス有馬記念で引退ともなれば泣いて喜んで10万突っ込むことになるでしょう。

 

しかし結果的に、このレースは観た人全員の記憶に残ることになったのではないでしょうか。

単勝1.8倍の一番人気に推されたアーモンドアイが9着に敗れ、引退を決めていたリスグラシューが大差をつけ1着となりました。新馬戦とスタートで大きな不利のあった安田記念を除けば海外G1を含めて全て1着。誰もが認める現役日本最強馬が勝てなかったどころか9着に敗れた衝撃はしばらく収まりませんでした。

敗因は明らかで、折り合いでした。1周目のスタンド前の直線で勢いづいてしまい、ただでさえスタミナ面が心配されていた上に体力を消費してしまい、最後の直線では坂を登りきったところで全く伸びなくなってしまいました。また、アエロリットの大逃げもあり、かなりペースも乱れたのももう一つの要因でしょう。(引退ということもあって、思い切りのいい素晴らしい逃げに少しうるっときてしまいました)

 

わかりやすく前傾ラップとなった影響で、上位7着馬までは全て4コーナで10番手以下でした。勝ったリスグラシューはラスト3F最速の34.7で駆け抜け、引退するのが本当に惜しく感じてしまうような素晴らしい走りでした。

何より驚いたのが2着馬サートゥルナーリアで、それまで気性面に問題があったためかなり心配していたのですが、ゲートに入る姿は堂々としていてそんな心配は無用だったのだと気づかせてくれました。気性面の課題を乗り越えた皐月賞馬のこれからが本当に楽しみです。

 

一方のアーモンドアイですが、当然この1レースでその強さがひっくり返るようなことはありません。幸いレース後も体調に問題はないそうなので次のレースに期待したいと思います。

 

 

以上が2019年で印象に残ったレースでした。

今年も去年以上に素晴らしいレースが見られればいいなと思っています。

長ったらしい拙文を読んでいただきありがとうございました。

 

 

イチオシ3歳牡馬はワーケア