新企画始めます
これまで当ブログでは自己満的に重賞の予想や回顧などを書いてきましたが、今回新たに企画を始めようと思います。もちろん自己満です。
企画名は
「大切なことは全部穴馬が教えてくれた」
です。
この企画を始めるに至った経緯といたしましては、
- 私が穴党であり、穴を空けた馬を見るだけでテンションが上がる
- 企画名にもある通り、穴馬を研究することで買える穴馬を見つけたい
の二点です。
- に関しては、穴馬に関する記事を書くことでモチベーションを保ちながら続けられると考え、
- に関しては、純粋に馬券を買う際に使える情報が得られると考えたからです。
企画概要
- 過去10年の中央G1で3着以内に好走した馬のうち、単勝オッズ50倍以上の大穴馬にスポットライトを当てる。
- そして各馬が好走した理由を考察したり、そこから派生してその馬に限らず今後も使えそうな仮説を立て、できれば検証する。
- どうして単勝50倍以上の馬なのか
当たり前のことですが、穴馬を買う理由は一つしかありません。的中した時、高額な払い戻しを受けられるからです。人気馬を買うより的中率が低いかもしれませんが、配当が大きいため期待値的に高くなることが多いです。
ではどんな場合に払い戻しが高くなるのでしょうか。これには二種類あると考えています。
- のケースは例えば今年のフェブラリーSです。
- のケースは去年の天皇賞・春です。
この二つのケースを見比べると2.のケースの方が一見見劣りするかもしれません。確かに配当だけ見れば約半分になっており1.のケースの方がよく見えるでしょう。しかしながら馬券は基本的に一点だけ買うものではありません。これを何点買って当てられるのかが重要になってきます。つまり
2倍の配当を得るために2倍以上の点数を買っていては本末転倒
だということです。
つまり当たる確率が2倍以上になるようなら2.のケースの方が得だということです。
例えば穴馬候補が5頭いたとして、その中から二頭を選ぶ組合せは10通りです(ケース1)。一方で5頭から一頭を選ぶ組合せは5通りです(ケース2)。その中でそれぞれ正解は一通りな訳ですから、ケース2の的中確率はケース1の二倍になっているわけです。もちろん本来はこんなに簡単にモデル化できないですが、大雑把にこのようにしてケース2の有用性が理解できるわけです。
ちなみに中穴で馬券になりそうな候補は何頭もいて悩むことが多いですが、大穴の部類に入る馬で馬券になりそうなのはせいぜい二頭くらいしか見つからないので、体感では1.のケースの方が2.のケースの2倍どころではない難しさがある気がします。
以上の理由から単勝オッズ50倍以上の穴馬に焦点を絞った企画にしました。(もちろん49倍の馬と50倍の馬に差はないですが、区切りのいい数として50倍としました)
実際馬券を買うときにはこの両方のケースを使い分けるのがいいと思うのですが私にはまだできません。
- 穴馬の研究?
穴馬の研究は重要です。なぜなら力のある馬は多少条件が悪くても勝てますが、評価が低い馬が好走するには必ず大きな理由があるからです。しかも穴になっているということは多くの人がその条件に気づいていないということになります。ということはその条件を正しく見出だしてあげれば、おいしい馬券が獲れるということです。
しかもその馬について深く研究することで、その馬だけではなく例えば血統的に近い馬や同じレースで好走した馬などの狙い目が見えてくるはずです。
そのようなことを期待しつつこの企画を始めたいと思います。
現時点でこの企画に該当する馬は53頭おり、なかなか長い企画となりそうですがそもそも自己満のブログですのでマイペースにやっていきたいと思います。どうか温かく見守っていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。