AJCC
先週の日経新春杯、私の本命◎マスターコードは8着と残念な結果に終わってしまいました。道中はそれなりにいい位置につけてはいたのですが、最後の直線では手応え悪く、伸びずに、、、。後方からの競馬になったレッドジェニアルも最後3Fはメンバー最速の脚を使って伸びてきたのですがやはり届かず。先行有利の展開予想までは良かったのですが、▲モズベッロ、レッドレオンの成長力を甘く見ていました。特にモズベッロは課題だった出遅れもなく、最後は上がり最速と言うことのない競馬を見せてくれました。
今回学んだことは、
キャリアの浅い馬の成長力、軽いハンデの逃げ馬に注意
ということですかね。
さて、次の日曜日は中山競馬場で開催されるAJCC(芝2200m)です。
先週の負けを取り返したいところ。。。
まず、特筆すべきは現在の馬場状態です。4コーナーからゴールまでで特に顕著なのが、内側の芝の傷み。先週の京成杯でも皆芝の中から外を回していました。
そうなると気をつけたいのが差し馬の台頭です。本来逃げ馬のアドバンテージとなる「内側を通って最短距離でゴール」ができなくなるからです。内を通れば痛んだ芝、外を通ればアドバンテージ消失と逃げ馬にとってはかなりしんどいです。
展開としては、まずスティッフェリオが逃げるでしょう。どれくらい逃げるかは想像できませんが、有馬記念の疲れも残っているそうなのでそれほど早いペースで逃げることはないと考えています。よってペースはスロー気味、スティッフェリオが一頭抜けた状態で4コーナーを迎えそうです。結果直線勝負になるわけですが、今週は当然先週よりもタフな馬場になるわけで、そう簡単に末脚を生かせる状態ではなさそうです。
結局
中団差し、場合によっては前残りもある
と予想します。あまりに後ろからだと届かないでしょう。
また、中から外枠が買いでしょう。
理由としてはやはり馬場の内側が傷んでおり、内にいる馬は外に持ち出すときのロスが大きいからです。
次に血統の面から考えます。やはり今の馬場では欧州系のスタミナのある血統がいいのは間違い無いでしょう。一方で最後に切れる脚がないと差すことはできません。よってサンデーサイレンス系も必要となってくるでしょう。
サンデー系×欧州系
以上から、私の本命は◎ミッキースワローです。
一番人気に推されそうな馬ではありますが、他に逆転できそうな馬もいなかったので本命にしました。
父トーセンホマレボシは父にディープインパクト、母父にノーザンテーストと条件にあっており、母父がジャングルポケットとタフな馬場をこなせ、かつここ数戦での安定した末脚が魅力です。前走からの距離延長、斤量減を加味して死角はないように思えます。
対抗は◯ステイフーリッシュです。
父ステイゴールドからもわかるように中山巧者で、2走前には斤量差があったとはいえミッキースワローを負かしています。前走は不利があっての大敗で、考慮しなくていいでしょう。外寄りのいい枠も引き、ジョッキーもルメール騎手に乗り替わりと上積みは大きいです。ここでの晩成型血統の成長力に期待したいです。
単穴には▲ニシノデイジー。
正直あまり買いたい馬ではないのですが、(過去に本命にし、大敗した経験から、、、)父ハービンジャー(欧州系)母父アグネスタキオン(サンデー系)と条件にあっており、近走も上がりの脚は使えているのでそこを評価しました。枠も良く、また4歳ということもあり、成長力にも期待です。
連下には△スティッフェリオ、△グローブシアター、△ブラストワンピース。
△スティッフェリオは先に述べたように前残りに期待。有馬記念の疲れもあるだろうが、一方であの早いペースを経験し、この馬の成長の一助になったのではないだろうか。
△グローブシアターは久々も距離短縮では好成績を残している。母はシーザリオで有馬記念2着のサートゥルナーリアと同じ。父もキングカメハメハで、サートゥルナーリアの父ロードカナロアより中山向きであろう。馬券妙味も込めて。
△ブラストワンピースは実力はこの中で間違いなくトップクラス。しかしこのレースを目標にしているとは考えづらく、前走凱旋門賞明けの調整のために選んだと考えられるので評価を下げ連下まで。
馬券的には、人気馬を本命にしてしまったので三連系を主に買おうと思います。ただ混戦模様なので少し広めに買おうと思います。グローブシアターが絡んできてくれれば美味しいですね。